Solaris のシステム管理 (第 2 巻)

at アクセスの拒否を確認する方法

特定のユーザー名が正しく /etc/cron.d/at.deny に追加されているかどうかを確認するには、そのユーザー名でログインして、at -l コマンドを使用します。そのユーザーが at コマンドにアクセスできない場合は、次のメッセージが表示されます。


# su smith
Password:
$ at -l
at: 使用許可されていません

同様に、そのユーザーが at ジョブの実行を依頼しようとした場合は、次のメッセージが表示されます。


$ at 2:30pm
at: 使用許可されていません

これで、そのユーザーが at.deny ファイルに含まれていることが確認されます。

at がコマンドにアクセスできる場合、at -l コマンドは何も返しません。