初めに生成されるネットワークは通常、一次インタフェースにあるローカルなネットワークで、サーバーを設定する際に DHCP 構成ウィザードを使用して設定されます。この節では、DHCP Manager のネットワークウィザードを使用して DHCP の管理下に追加ネットワークを置く手順を説明します。
コマンド行を使用したネットワークの追加の詳細については、「dhcpconfig の使用によるネットワークの構成」を参照してください。
図 11-5 に、DHCP ネットワークウィザードの初期ダイアログボックスを示します。
新しいネットワークを設定すると、DHCP Manager が次の内容を作成します。
データ記憶領域にネットワークテーブルを作成します。新しいネットワークは、DHCP Manager の「アドレス」タブにあるネットワークリストに表示されます。
このネットワークに常駐するクライアントで必要とする情報を含むネットワークマクロを作成します。このマクロの名前はネットワークの IP アドレスと一致します。
コマンドを使用して新しいネットワークを追加するには、必要な標準 DHCP オプションまたはトークンのラベルについて理解している必要があります。これらの情報はクライアントに渡されます。標準 DHCP オプションについては、dhcptab(4) のマニュアルページを参照してください。