表 30-6 は、autofs マップの管理時に認識しておく必要のある事項について示したものです。選択したマップのタイプおよびネームサービスにより、autofs マップへの変更を行うために使用する必要があるメカニズムが異なります。
表 30-6 に、マップのタイプとその使用方法を示します。
表 30-6 autofs マップのタイプとその使用方法
マップのタイプ |
使用方法 |
---|---|
ディレクトリをマップに関連付ける |
|
autofs を特定のファイルシステム向けにする |
|
autofs をリファレンス指向のファイルシステム向けにする |
表 30-7 は、ネームサービスに基づいて autofs 環境に変更を加える方法を示したものです。
表 30-7 マップの保守
ネームサービス |
方法 |
---|---|
ローカルファイル |
テキストエディタ |
NIS |
make files |
NIS+ |
nistbladm |
表 30-8 に、マップのタイプについて行なった修正に応じた automount コマンドを実行する場合を示します。たとえば、直接マップに対する追加または削除を行なった場合、ローカルシステム上で automount コマンドを実行し、変更が反映されるようにする必要があります。しかし、既存のエントリを修正した場合は、変更を反映するために、automount コマンドを実行する必要はありません。
表 30-8 automount コマンドを実行する場合
マップのタイプ |
automount を再実行するか否か |
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追加または削除 |
修正 |
Y |
Y |
|
Y |
N |
|
N |
N |