Solaris のシステム管理 (第 3 巻)

自動トンネル

初期の実験的配置では、自動トンネルの使用可能範囲は限定されています。IPv6 ルーターがない場合、自動トンネルには IPv4 互換アドレスが必要であり、IPv6 ノードと接続できることが条件です。(自動トンネルネットワークインタフェースを設定すれば) トンネルの発信元はデュアルホストとデュアルルーターのどちらが発信元でも使用でき、終点は必ずデュアルホストになります。トンネルのはたらきにより、宛先 IPv4 アドレス (トンネルの終点) が IPv4 互換宛先アドレスから抽出されて動的に指定されます。