この場合、コマンド行で使用しているパイプ (|) が動作しません。
コマンド行でパイプを使用する代わりに、最初のプログラムの出力先をファイルに変更し、そのファイルに対して 2 番目のプログラムを実行します。
lseek(2) への呼び出しがパイプに対して発行されました。このエラー状態は、lseek(2) を使用しないようにプログラムを変更することによっても解消できます。
このエラーの記号名は、ESPIPE、errno=29 です。
ユーザーがシステムにリモートログインしようとしました。このユーザーは有効なアカウント名とパスワードを持っていますが、このアカウント用に指定されたシェルはこのシステム上で使用できません。
要求したシェルのコピーがある場合は、スーパーユーザーになり、システム上にないシェルをインストールします。コピーがない場合は、ユーザーのパスワードファイルのエントリ (NIS+ または NIS の passwd(4) マップ内にのみある場合が多い) を変更し、/bin/csh または /bin/ksh などの使用可能なシェルを指定します。
このメッセージは、System V IPC 機能のエラーを示します。メッセージ、セマフォ、または共用メモリーに対応するファイルが、そのファイルが作成されたファイルシステムから削除された可能性があります。
このエラーは、ファイルシステムの名前空間から識別子が削除されたあとに実行を再開したプロセスに返されます。詳細は、msgctl(2)、semctl(2)、および shmctl(2) を参照してください。
このエラーの記号名は、EIDRM、errno=36 です。
このエラーは、システムのプロセステーブルがいっぱいになっているために fork(2) システムコールが失敗した、あるいはメモリーまたはスワップ空間が足りないためにシステムコールが失敗したことを示します。また、ユーザーがそれ以上プロセスの作成を許されていない可能性もあります。
システムがリソースを解放するまで待ちます。ただし、このメッセージがシステムに頻繁に表示される場合は、カーネルを再構成して、使用可能なプロセスを増やします。プロセステーブルのサイズを大きくするには、/etc/system ファイルにある MAXUSERS の値を増やします。MAXUSERS のデフォルト値は、M バイト単位のメインメモリーの総量から 2 を引いた値です。
特定のユーザーがそれ以上プロセスを作成できない場合は、memorysize の制限を超えている可能性があります。詳細は、limit(1) のマニュアルページを参照してください。
このエラーの記号名は、EAGAIN、errno=11 です。
システムが exec(2) により実行しようとした a.out に必要な静的共用ライブラリの数が、現在のシステム構成での制限を越えています。
このエラーの記号名は、ELIBMAX、errno=86 です。
システムがシステムコールを実行している最中にユーザーが割り込み信号 (通常は Control-C) を発行しました。ネットワークサービスが遅い場合に、リモートマウントされたディレクトリに cd(1) で割り込むと、このメッセージが表示されることがあります。
作業を続けてください。このメッセージは情報を表示しているだけです。
内部システムコール中に (割り込みや終了といった) 非同期信号が発生し、これを検出するようにプログラムが設定されていました。信号の処理後に実行が再開されると、割り込まれたプログラミング関数がこのエラー状態を返したかのように見えるため、不正確なエラーメッセージを表示してプログラムが終了する場合があります。
このエラーの記号名は、EINTR、errno=4 です。
スーパーユーザー用に予約された操作を一般ユーザーが行おうとしたか、またはファイルの所有者またはスーパーユーザーのみに制限された方法でユーザーがファイルを修正しようとしました。
ルートになって、もう一度実行してください。
このエラーの記号名は、EPERM、errno=1 です。