主要メッセージの手引き

hang console

原因

コンソールがハングしていますが、rlogin(1)telnet(1) など他の処理はすべて動作します。リモートシェルを使用してシステムを再起動すると、問題は解決します。

このエラーは、-C オプションを指定して他のウィンドウを開いたために起こり、これによってコンソールがハングアップします。他のウィンドウは、別の cmdtool ウィンドウ、shelltool ウィンドウ、xterm ウィンドウの可能性があります。一度にアクティブにできるのは 1 つのコンソールウィンドウだけです。

対処方法

エラーの原因となっているウィンドウまたはプロセスは、ps(1) コマンドを使用して検出できます (auxw オプションの指定が必要となる場合があります)。これで、そのプロセスを終了できます。-C を指定して実行中のコンソールウィンドウを削除すると、制御は本来のコンソールに戻ります。

マシンがリブートプロセスでハングします。実際には、ユーザーによるブート時にファイルシステム検査の時点でハングします。

可能な対策は次のとおりです。

  1. テープまたは CD-ROM から miniroot を起動します。

  2. mkdir mnt を入力します。

  3. ルートパーティションをマウントポイント (/mnt) にマウントします。

  4. /mnt/dev ディレクトリに移動します。

  5. コンソールが mnt/dev ディレクトリにあることを確認します。

  6. このディレクトリにない場合は、MAKEDEV std により std デバイスを作成します。

  7. システムを停止してリブートします。