主要メッセージの手引き

PARTIALLY ALLOCATED INODE I=int CLEAR?

原因

おそらく sync(2) または write(2) の途中でシステムがクラッシュし、フェーズ 1 で、fsck(1M) により指定した i ノードが割り当てられていず、割り当て解除もされていないことがわかりました。

対処方法

ディレクトリエントリがこの i ノードを参照していて、この質問に「yes」と回答すると、フェーズ 2 で UNALLOCATED メッセージが表示されます。fsck(1M) を慎重に終了し、ncheck(1M) を実行し、-i オプションの後に i ノード番号を指定して関係のあるファイルやディレクトリを特定してください。このファイルやディレクトリは別のシステムから復元することもできます。後のフェーズでは、fsck(1M) によりこのファイルが lost+found ディレクトリにコピーされることもあります。

関連項目

詳細については、『Solaris のシステム管理 (第 1 巻)』のファイルシステムの完全性チェックに関する章を参照してください。