group テーブルは、UNIX ユーザーグループについての情報を格納します。group テーブルには 4 つの列があります。
表 C-6 group テーブル
列 |
説明 |
---|---|
名前 |
グループ名 |
パスワード |
グループのパスワード |
グループ ID |
グループの数値 ID |
メンバー |
グループメンバー名、コンマで区切る |
Solaris の以前のリリースでは、ローカル /etc/group ファイルで +/- 構文を使用して、NIS グループマップ内のエントリを結合または上書きしました。Solaris 環境ではネームサービススイッチファイルを使用してワークステーションの情報ソースを指定するため、これはもはや不要です。Solaris 2.x システムで必要なのは、クライアントの /etc/nsswitch.conf ファイルを編集して files を指定し、そのあとグループ情報のソースとして nisplus を指定することです。これによって、group テーブルの内容がクライアントの /etc/group ファイルの内容に効果的に追加されます。