Solaris ネーミングの管理

名前の中の空白

「症状」

ある時にはオブジェクトが存在し、別の時には存在しないことがあります。NIS+ や UNIX の特定のコマンドが NIS+ のオブジェクトが存在しない、または見つからないと報告しますが、別のコマンドは同じオブジェクトを見つけることができます。

「診断」

nisls を使用して、オブジェクト名を探します。オブジェクト名を注意深くチェックして、その名前が実際は空白で始まっていないかどうか確認してください。NIS+ のコマンド行を使用して NIS+ のオブジェクトを作成するときに、フラグの後に誤って空白文字を 2 回入力すると、NIS+ のコマンドの中には、2 番目の空白文字をオブジェクト名の一部と解釈するものがあります。

「対策」

NIS+ のオブジェクト名が空白で始まっている場合は、名前を変更して空白を取り除くか、いったん削除して初めから作成し直します。