SunSHIELD 基本セキュリティモジュール

デバイス割り当ての使用方法

この節で説明する手順とコマンドは、デバイスを管理する方法と追加する方法を示しています。デバイス割り当てコマンドとデバイス割り当て解除コマンドは、コマンドツールまたはシェルツールウィンドウ内のコマンド行から入力します。

表 4-4 allocate のデバイス指定オプション

オプション 

動作 

device-name

デバイス名と一致するデバイスを割り当てる。 

-g device-type

デバイスのグループタイプと一致するデバイスを割り当てる。 

list_devices コマンドには、表 4-5 に示す 3 つのオプションのいずれか 1 つが必要です。

表 4-5 list_devices コマンドのオプション

オプション 

動作 

-l

すべての割り当て可能デバイスのリスト、またはデバイスに関する情報が表示される。 

-n

現在割り当てられていないデバイスのリスト、またはデバイスに関する情報が表示される。 

-u

現在割り当てられているデバイスのリスト、またはデバイスに関する情報が表示される。 

デバイスを割り当てる方法

    次の例のようにデバイス名を指定して allocate コマンドを使用するか、または -g スイッチを付けて入力します。


sar1% allocate st0

コマンドでデバイスを割り当てられない場合は、コンソールウィンドウにエラーメッセージが表示されます。全エラーメッセージのリストについては、allocate(1M) のマニュアルページを参照してください。

デバイスの割り当てを解除する方法

    deallocate コマンドに続けてデバイスファイル名を入力し、テープドライブの割り当てを解除します。


sar1% deallocate st0

割り当てを解除すると、他のユーザがそのデバイスを割り当てることができるようになります。