リンクエディタや実行可能なリンク形式 (ELF) に関する以前の情報については、『Solaris 移行ガイド』を参照してください。
Solaris 8 オペレーティング環境に追加されたリンカー関連の新しい機能は以下の通りです。
実行時リンク監査に対する拡張機能。実行時リンク監査ライブラリを起動するための補助手段は、リンクエディタのオプション -p と -P によって実行できます。実行時リンク監査の補助インタフェースの la_activity() と la_objsearch() も追加されました。詳細については、『リンカーとライブラリ』を参照してください。
セキュリティ保護されたパス名を /usr/lib から /usr/lib/secure へ変更。ファイルを読み込んでおくことができるセキュリティ保護されたディレクトリは現在、32 ビットオブジェクトについては /usr/lib/secure、64 ビット SPARCV9 オブジェクトについては /usr/lib/secure/sparcv9 です。詳細については、『リンカーとライブラリ』を参照してください。
$ISALIST トークンのサポート。新しい $ISALIST 動的文字列トークンによって、命令セット固有の依存をより柔軟に確立できます。詳細については、『リンカーとライブラリ』を参照してください。
SunOS リリース 4 と SunOS リリース 5.7 の ld オプションの比較については、『Solaris 移行ガイド』を参照してください。
リンクエディタの最新情報については、『リンカーとライブラリ』の「リンカー」を参照してください。
『Solaris 移行ガイド』または共用ライブラリに対する今までの変更についての情報を参照してください。
最新情報については、『リンカーとライブラリ』の「リンカーのクイックリファレンス」にある共用ライブラリの構築に関する節を参照してください。
動的実行可能ファイルと静的実行可能ファイルの作成に関する情報については、『Solaris 移行ガイド』を参照してください。例を使って、実行可能ファイル作成時の SunOS リリース 4 の -Bdynamic オプションおよび -Bstatic オプションの動作と、SunOS リリース 5 の -dy オプションおよび -dn オプションの動作とを比較します。
最新情報については、『リンカーとライブラリ』の「リンカーのクイックリファレンス」にある共用ライブラリの構築に関する節を参照してください。
SunOS リリース 5.7 ライブラリ検索パスの変更とバージョン番号付けに関する情報は、『Solaris 移行ガイド』を参照してください。