ONC+ 開発ガイド

PMAPPROC_CALLIT

この手続きを使用すると、呼び出し側がポートマッパと同一マシン上の遠隔手続きのポート番号を知らなくても、その遠隔手続きを呼び出すことができます。この手続きは、よく知られているポートマッパのポートを通して、任意の遠隔プログラムへのブロードキャストを可能にするためのものです。引数の progversprocargs はそれぞれプログラム番号、バージョン番号、手続き番号、遠隔手続きへの引数です。rpc_soc(3NSL) のマニュアルページの pmap_rmtcall() 関数も参照してください。

この手続きは正常終了したときだけ応答を返し、異常終了したときは応答を返しません。また、遠隔プログラムのポート番号と、遠隔手続きからの戻り値を返します。

ポートマッパが遠隔プログラムとの通信に使用できるのは UDP/IP だけです。