Java 2 SDK 開発ガイド (Solaris 編)

javah

javah コマンドは、ネイティブメソッドの実装に必要な C ヘッダとソースファイルを生成します。C プログラムは生成されたヘッダとソースファイルを使用して、ネイティブソースコードのオブジェクトのインスタンス変数を参照します。JNI には、ヘッダ情報やスタブファイルは必要ありません。引き続き javah コマンドで jni オプションを使用して、JNI 形式のネイティブメソッドに必要なネイティブメソッド関数プロトタイプを生成することができます。結果は、.h ファイルに書き込まれます。

JDK 1.1 のデフォルトのモードでは、javah コマンドは NMI 出力を生成します。

NMI インタフェースは Java 2 SDK Solaris 版の実装とまったく互換性がないため、Java 2 SDK Solaris 版で -old フラグを使用して、NMI 形式の出力を生成することはできません。Java 2 SDK Solaris 版では、-old フラグは解析され、見つかった場合は、-old not supported メッセージが生成され、javah は終了します。