リンカーとライブラリ

インタフェースの互換性

オブジェクトにはさまざまな変更を加えることができます。これらの変更は、単純に次の 2 つのグループに分類することができます。

次のリストは、共通のオブジェクト変更のいくつかを上記のカテゴリのどちらかに分類しています。


注 -

シンボルを追加すると、挿入が原因で新しいシンボルがアプリケーションによるそのシンボルの使用法と矛盾するという互換性のない変更が生じる可能性があります。ただし、通常ソースレベル名前空間の管理が使用されるため、実際にはこの可能性はありません。


互換性のある更新は、バージョン定義を生成されたオブジェクトの「内部」に維持することにより調整できます。互換性のない変更は、新しい「外部」バージョンアップ名によって新しいオブジェクトを作成することにより調整できます。これらのバージョンアップ手法を使用すると、実行時の正しいバージョン割り当てを検査できるだけでなく、アプリケーションの選択的割り当てを行うことができます。これらの 2 つの手法については、次の節でさらに詳しく説明します。