共通デスクトップ環境 プログラマ概要

データベースの読み込み

この節では、アクションおよびデータ型データベースを読み込む API について説明します。この形式と、開発者が定義する任意の共通デスクトップ環境データベースについては、/usr/dt/man/man4 ディレクトリにあるマニュアル・ページで説明しています。

外部データベースを読み込む API は、次の 2 つの関数から成ります。

DtDbLoad() はアクションおよびデータ型データベースを読み込みます。データベースを検索する一連のディレクトリを決定し、見つけた .dt ファイルをデータベースに読み込みます。アプリケーションは、アクションおよびデータ型データベースを照会する任意のルーチンを起動する前に、DtDbLoad() を起動する必要があります。

DtDbReLoadNotify() を使用して、アクションおよびデータ型データベースの再読み込みイベントの通知を要求してください。アプリケーションがデータベース再読み込みメッセージを受け取ることを登録します。

アプリケーションは、データベースが変更されたら、アプリケーションを再起動しなくても更新があったことがエンド・ユーザにわかるように、必ずデータベースを再読み込みしなければなりません。