Solaris 共通デスクトップ環境 プログラマーズ・ガイド

カレンダ管理

CSA インタフェースは、いくつかのカレンダ管理関数を提供します。共通デスクトップ環境では、1 つのカレンダ・サービスにつき複数のカレンダをサポートします。カレンダが使用可能なアプリケーションは、カレンダを追加したり削除したりできます。csa_delete_calendar() 関数は、カレンダを削除するために使用されます。csa_add_calendar() 関数は、サービスに新しいカレンダを追加するために使用されます。

アプリケーションは、また、csa_list_calendar_attributes()csa_read_calendar_attributes()、および csa_update_calendar_attributes() 関数を使用して、カレンダ属性のリスト、読み取り、および更新を実行できます。アプリケーションは、カレンダ・ログイン、カレンダの削除、カレンダ属性の更新、新しいカレンダ項目の追加、カレンダ項目の削除、およびカレンダ項目の更新について通知を受けるためのコールバック関数を登録できます。コールバック関数は、カレンダ・セッションの継続中だけ登録されます。この情報は、一部のカレンダ管理アプリケーションにとっては貴重なものです。