ATOK8 ユーザーズガイド

操作の手順

この節では、「全文を入力してから変換する」場合と 「文節を入力するごとに変換する」場合に分けて操作手順を説明します。一度に変換する文字数を少なくすると変換精度は向上しますが変換操作数は多くなります。この節を参考にして、使い勝手や好みに応じて操作を行なってください。

全文を入力してから変換する

全文を入力してから変換する場合の操作手順は次のとおりです。

  1. 全文を入力してから【スペース】キーを押します。

    先頭の文節だけが反転表示された状態で全文が変換されます。

  2. 全文確定する場合は【Return】キーを、正しく変換された文節だけを確定する場合は、【↓】キーを押します。


    注 -

    【↓】キーで文節を 1 つずつ前から順に確定することを部分確定といいます。


「わたしはいしゃにいきました。」という文を入力してみましょう。

全文確定する

  1. 全文を入力します。

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  2. 【スペース】キーを押します。

    全文が変換されます。

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  3. 【Return】キーを押します。

    変換した内容が確定されます。

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1 文節ずつ確定する

入力を間違えた文節がある場合や変換し直したい文節がある場合、1 文節ずつ確定します。入力を間違えた文節がある場合の例を以下に示します。

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  1. 【スペース】キーを押します。

    全文が変換されます。

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  2. 【↓】キーでを押します。

    初めの 1 文節「私は」が確定されます。

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  3. 【↓】キーでをもう一度押します。

    「医者に」が確定されます。

  4. 入力を間違えた文節で、【BackSpace】キーを押します。

    その文節が入力可能状態に戻ります。

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  5. 【<-】キーで入力を間違えた箇所まで移動して、【Del】キーを押します。

    入力を間違えた箇所が削除されます。

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  6. 「し」を入力して、【スペース】キーを押します。

    入力し直した文節が変換されます。

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  7. 【Return】キー 、または【↓】キーを押します。

    変換した内容が確定されます。

文節を入力するごとに変換する

文節を入力するごとに変換する場合、文節を入力するごとに【スペース】キーを押してから次の文節を入力します。

「私は医者に行きました」という文を作成してみましょう。

  1. 「わたしは」を入力します。

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  2. 【スペース】キーを押します。

    「わたしは」が「私は」に変換されます。

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  3. 「いしゃに」を入力します。

    「私は」が自動的に確定されます。

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  4. 【スペース】キーを押します。

    「いしゃに」が「医者に」に変換されます。

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  5. 「いきました。」を入力します。

    「医者に」が自動的に確定されます。

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  6. 【スペース】キーを 2 回押します。

    候補一覧が表示されて、「いきました」が「行きました」に変換されます。

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  7. 【Return】キーを押します。

    「行きました」が確定されます。