ATOK8 ユーザーズガイド

固定入力

固定入力された文字は確定状態で入力されるため、変換操作を行なっても別の文字に変換されません。この機能を利用して、ひらがな・カタカナ・アルファベット・半角文字を確定状態で入力することができ、自動かな漢字変換モードの場合に特に便利です。

固定入力モードにするには、【Shift + F10】キーで総メニューを表示させて、 「 1. 固定入力」を選択するか、【Ctrl + F9】キーで固定入力に切り替えて、固定入力メニューから文字の種類を選択します。入力中にキーを押して固定入力へ簡単に切り替えることもできます。

表 6-2 固定入力できる文字の種類

入力文字種 

状態表示 

固定入力される文字の種類 

表示例 

あ 

あ固  

全角ひらがな 

さくら 

ア 

ア固 

全角カタカナ 

サクラ 

ア 

ア固 

半角カタカナ 

サクラ 

A(ア) 

A固 

キーボード入力文字 (全角無変換) 

sakura 

A(ア) 

A 固 

キーボード入力文字 (半角無変換) 

sakura 

「私は、JOHNと友達です」と固定入力してみましょう。

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  1. 【Shift + F10】キーを押して、総メニューから「1. 固定入力」=>「4. A (ア)」 を選択して「JOHN」と入力します。

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  2. 【Shift + F10】キーを押して、「総メニュー」から「1.固定入力 」=>「6. 解除」を選択して「とともだちです。」と入力します。

  3. 【スペース】キーを押します。

    固定入力した部分以外が変換されます。

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  4. 【Return】キーを押します。

    変換結果が確定されます。

キーによる切り替え

入力中に固定入力へ簡単に切り替えることができます。


注意 - 注意 -

キーボード上に【無変換】キーが存在しない場合に、その機能を利用するには、 【無変換】キーに割り当てられている機能をキーボード上に存在するキーに割り当ててください。割り当てる方法については、「機能からのカスタマイズ」を参照してください。


表 6-3 キーによる切り替え

【無変換】キー 

半角無変換 

【Shift + 無変換】キー 

全角無変換 -> 半角無変換 

【Ctrl + 無変換】キー 

全角カタカナ -> 半角カタカナ -> 全角ひらがな 

固定入力モードで【無変換】キーを押すと、固定入力モードが解除されます。

図 6-2 キーによる切り替え

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