ATOK8 ユーザーズガイド

入力・変換中に変換する

入力中・変換中・文節区切り変換中の文字は、ファンクションキー、または 【Ctrl + <文字>】キーを押して、ひらがな・カタカナ・アルファベット・半角に変換 (後変換)することができます。辞書学習機能を設定しておくと、後変換の結果が辞書に登録されます。辞書学習機能の詳細については、第 9 章「辞書の管理」を参照してください。

「桜見物に行きました。」の「桜」を後変換してみましょう。

  1. 「桜見物に行きました。」と変換された状態で、【<-】または【->】キーを押して文節を「さくら」で区切ります。

    画面表示が、「さくらけんぶつにいきました。」に戻ります。

  2. 次の表を参照して、「さくら」を後変換します。

    変換後の文字例 

    変換の種類 

    入力するキー 

    さくら 

    全角ひらがな 

    【F6】キー、または【Ctrl+U (な)】キー 

    サクラ 

    全角カタカナ 

    【F7】キー、または【Ctrl+I (に)】キー 

    サクラ 

    半角カタカナ 

    ひらがな変換かカタカナ変換の状態で 【F8】キー、または【Ctrl+O (ら)】キー 

    SAKURA1

    全角アルファベット 

     【F9】キー、または【Ctrl+P (せ)】キー
    SAKURA1

    半角アルファベット 

    アルファベット変換の状態で 【F9】キーのあとに【F8】キーまたは 【Ctrl+P (せ)】キーのあとに【Ctrl+O (ら)】キー 

    1. ローマ字入力した場合に、【CapsLock】キー、【Shift】キーの状態によって大文字か小文字に変換されます。

    表 6-1 大文字・小文字の変換例

    【CapsLock】キー 

    【Shift】キー押さずに入力 

    【Shift】キー押しながら入力 

    ロックする 

    SAKURA 

    SAKURA 

    ロックしない 

    sakura 

    SAKURA 

【F8】・【F9】キーで大文字・小文字を変換する (Aa変換)

【F8】キーは半角で【F9】キーは全角で、アルファベットの文字列を「大文字 」-> 「小文字」 -> 「最初の 1 文字のみ大文字」->「大文字」と変換 (Aa 変換) することができます。この機能を利用すると【CapsLock】キーの状態を意識せずにアルファベットが入力できるため、英単語を変換する場合に便利です。

「Solaris」を Aa 変換してみましょう。

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  1. 【F9】キーを押します。

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  2. 【F9】キーを押します。

    最初の 1 文字だけが大文字に変換されます。

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    図 6-1 大文字・小文字の変換 (Aa変換)

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