仮想 LED は、キーボードのロックキーの状態を画面上で確認するためのツールです。
日本語 (タイプ 4、タイプ 5) キーボードにはアルファベットとかなの入力を切り替えるロックキーが用意されていますが、キーボード本体にはその状態を示す LED が用意されていません。
仮想 LED を使用すると、「かなロック」の状態を画面上で確認できます。
仮想 LED を起動するには、ワークスペースメニューから仮想 LED を選択するか、次のようにシェルツールまたはコマンドツールからコマンドを入力します。
sun% /usr/openwin/bin/vled |
デフォルトでは、仮想 LED は日本語キーボードを使用しているシステムでしか起動しません。
日本語キーボードを使用していないシステムで仮想 LED を使用する場合は、次のように -unconditional オプションを指定します。
sun% /usr/openwin/bin/vled -unconditional |
デフォルトでは、「かなロック」、「Caps ロック」、「Num ロック」の状態を示す仮想 LED が起動します。
仮想 LED には、次のオプションがあります。
日本語キーボード以外を使用している場合でも、仮想 LED を起動できます。
このオプションを使用して、日本語キーボード以外を使用するシステムで仮想 LED を起動した場合、AltGraph キーを押すと「かなロック」の LED が点灯しますが、実際にはかな入力はできません。
「かなロック」の仮想 LED だけが表示されます。
仮想 LED がアイコンの状態で起動します。
仮想 LED を表示するディスプレイを指定できます。
仮想 LED の起動時の大きさを指定できます。
仮想 LED の起動時の表示位置を指定できます。
仮想 LED のアイコンの表示位置を指定できます。
仮想 LED の起動時の大きさと表示位置を指定できます。
仮想 LED のアイコンの大きさと表示位置を指定できます。
仮想 LED で使用される文字と枠線の色を指定できます。
仮想 LED 内のバックグラウンドの色を指定できます。
各キーのオン状態の色を指定できます。
各キーのオフ状態の色を指定できます。
キーのオン・オフの状態を検出する時間の間隔を指定できます。