OpenWindows ユーザーズガイド

ウィンドウとアイコン

Solaris を起動すると、ワークスペース上にいくつかの標準のアプリケーションが現れます。各アプリケーションはその専用ウィンドウで実行されます。OpenWindows 環境で使うときは、自分に必要なアプリケーションをオープンします。複数のアプリケーション、たとえば、電子メール、カレンダ、テキストエディタなどを同時に使うこともできます。

図 1-2 マルチメディアメールツールのヘッダウィンドウ

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ウィンドウをクローズしてアイコンにする

ウィンドウは、使わないときにはクローズして、後で使うためにワークスペースに残しておくことができます。アプリケーションはクローズするとアイコン (そのアプリケーションを表す小さいシンボル) になります。アプリケーションをしばらく使わないときは完全に終了させ (ワークスペースから削除される)、後で再び呼び出すことができます。図 1-3 はテキストエディタのアイコンです (第 3 章「テキストエディタ」でテキストエディタの詳細を説明します)。

図 1-3 テキストエディタのアイコン

アイコンをオープンしてウィンドウにもどす

クローズ状態のアイコンからアプリケーションをオープンすることができます (アイコンが開いてウィンドウになります)。操作は、マウスのポインタをそのアイコンの上に置き、メニューボタンを押してウィンドウメニューから「オープン (Open)」を選択するか、またはポインタをアイコンの上に置いたままセレクトボタンをダブルクリックします。ダブルクリックの場合、最初のクリックがアイコンの回りの境界線をハイライトし、次のクリックがアイコンを開いてウィンドウにします。マウスの使い方については、「マウスとポインタ」を参照してください。