OpenWindows ユーザーズガイド

自動調整ボタン

このボタンは最適な録音レベルを自動的に設定するものです。これは録音セッションを始める前とかマイクロフォンを移動したときとか、また入力ソースを変更したときなどに便利です。

「自動調整 (Auto-Adjust)」の上でセレクトボタンをクリックすると、入力音声データの走査を開始し、その音量を決定します。入力信号の現在のレベルがチェックされ、必要なら微調整をして録音レベルを設定します。信号が見つからない場合、録音レベルは最大値に設定され、それから最適レベルに到達するまで自動的に下方調整されます。LED に似た入力レベルメータが音量レベルを表示します。自動調整の操作中、データは録音されません。自動調整は、満足のゆくレベルが 3 秒から 5 秒保持されるまで続きます。

音声レベルを調整するには、普通の声でマイクロフォンに話してください。自動調整が終わるまでずっと (たとえば数を数える) 話し続けてください。入力信号がレベルメータに表れないときはマイクロフォンの電源スイッチを確認するか、マイクロフォンの電池を交換してください。

CD プレイヤやテープデッキなどの入力ソースを直接マイクロフォンジャックに接続する場合などにも、自動調整操作をして最適な録音レベルを設定してください。最適な結果を得るには、オーディオソースの一番音の大きい部分を再生してください。音量レベルを設定している間 (録音しているときも)、「モニタ音量 (Monitor Volume)」を使ってソースを聴くことができます。


注 -

市販のマイクロフォンで満足できる信号レベルを得られない場合、マイクロフォンにさらに近づいて話すか、またはマイクロフォンプリアンプを必要とすることがあります。