OpenWindows ユーザーズガイド

core ファイル

プロセスやアプリケーションが異常終了して、プロセスを開始したディレクトリ内に core という名前のファイルが残ることがあります。core ファイルは多くのディスク容量を必要とします。したがって、異常終了したプログラムに関する情報や、解析用の core ファイルの位置に関する情報をシステム管理者に提供し、解析が終了した後、削除することをお薦めします。

どのプロセスまたはアプリケーションが異常終了したのか明確ではない場合、シェルウィンドウをオープンして、システムプロンプトに続けて下記の内容を入力します (core.directory をユーザのディレクトリ名に置き換えてください)。

example% cd core.directory(ディレクトリを core ファイルの位置に変更 )
example% file core

core ファイルの出所について知らせるメッセージを、そのシェルに受信します。この情報をシステム管理者に提供してください。

オペレーティングシステムの知識を持つ人は、独力で core ファイルを解析できます。基本的な 2 つのデバッギングツールに関連する情報が、adb および dbx のマニュアルページに掲載されています。