OpenWindows ユーザーズガイド

留守番機能の使い方

会社を休むときには、「作成」メニューの「留守番機能」を使うと、受信した各メッセージに自動的に返信することができます。メールツールでは、個々のニーズに適するように編集、カスタマイズできる汎用メッセージ形式を使います。図 4-14 は汎用メッセージがある「留守番機能の設定 (Vacation Setup)」ポップアップウィンドウを示しています。留守番機能サブメニューで「開始/変更」項目を選択すると、留守番機能の設定ウィンドウが表示されます。

図 4-14 留守番機能の設定ポップアップウィンドウ

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「作成」ウィンドウでメッセージを編集するのと同様にしてこのメッセージを編集することができます。メッセージテキストの文字列 $SUBJECT により、送信メッセージからサブジェクトが自動的に抽出されて、返信メッセージに組み込まれます。 Precedence: junk 行は、メール配送エージェントにこのメールを下位の優先順位に設定し、エラーメッセージをこのメールメッセージに戻さないように指示します。図 4-15 はカスタマイズされた留守番メッセージの例を示しています。

図 4-15 修正した留守番メッセージ

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留守番メッセージを起動するには、「開始 (Start)」ボタンの上でセレクトボタンをクリックします。「留守番機能」がメールツールのウィンドウのヘッダに表示され、留守番機能がオンになったことを示します。

留守番機能をオンにすると、着信メールメッセージは In-Box に保存され、会社に出てきたときに簡単にメッセージを見ることができます。また、この機能がオンになっていると、留守中にメールを送信してきた各人に、留守番メッセージが返信されます。ただし、このメッセージは、同一の送信者に対して、7 日間ごとに 1 回ずつしか返信されません。

ユーザ名がパブリックなエイリアスにリストされていて、メッセージがパブリックなエイリアスに送られている場合、留守番通知はそのメッセージの送信者に返信しません。留守番通知はプライベートエイリアスの一部として組み込まれる名前に返信します。メールエイリアスについては、「エイリアスプロパティ」を参照してください。

留守番通知を有効にすると、留守番サブメニューの「停止」項目も有効になります。留守番通知を停止し、ヘッダから「留守番」を削除するには、留守番サブメニューから「停止 (Stop)」を選択します。