OpenBoot 3.x コマンド・リファレンスマニュアル

コマンドセキュリティー

security-mode を設定しているときは、

次に画面で例を示します。


ok boot     (パスワード必要なし)
ok go       (パスワード必要なし)
ok boot filename  (パスワード必要)
Password:   (入力時パスワードは画面表示されない)
ok reset-all   (パスワード必要)
Password:   (入力時パスワードは画面表示されない) 


注意 - 注意 -

セキュリティーパスワードを絶対に忘れないようにしてください。また、セキュリティーモードを設定するにセキュリティーパスワードを設定してください。このパスワードを忘れると、システムが使用できなくなります。購入先に連絡してマシンを再び起動可能にする必要があります。


セキュリティーパスワードと command セキュリティーモードを設定するには、ok プロンプトで次のように入力します。


ok password 
ok New password (only first 8 chars are used):
ok Retype new password:
ok setenv security-mode command 
ok

設定するセキュリティーパスワードは 0 〜 8 つの文字でなければなりません。8 文字目より後の文字は無視されます。システムをリセットする必要はありません。セキュリティー機能はコマンドを入力した直後に有効になります。

誤ったセキュリティーパスワードを入力した場合は、約 10 秒の遅延があってから次の起動プロンプトが現れます。誤ったセキュリティーパスワードを入力した回数は security-#badlogins 変数に格納されます。