OpenBoot 2.x コマンド・リファレンスマニュアル

デフォルトモード

初期の OpenBoot システムでは、デフォルトモードは制限付きモニターでした。これは、OpenBoot より前のシステムに近いデフォルトのルック & フィールを提供するのが主な目的でした。

SPARCserver(TM) 690 システムは、Forth モニターをデフォルトモードとして備える最初のシステムでした。それ以降に発表されたシステムはすべて、デフォルトでこのモードになります。これらのシステムにおいては、制限付きモニターの実用的な機能はシステムセキュリテイのサポートだけです。(システムセキュリティーについては、第 3 章「システム変数の設定」で説明します。)

Forth モニターを終了して制限付きモニターに入るには、次のように入力します。


ok old-mode