OpenBoot 3.x の手引き

NVRAMRC エディタコマンド

表 1-16 NVRAMRC エディタコマンド

nvalias alias device-path

NVRAMRC にコマンド "devalias alias device-path" を格納します。この別名は、nvunalias または set-defaults コマンドが実行されるまで有効です。use-nvramrc? はオンになります。

nvedit

NVRAMRC エディタを起動します。前の nvedit セッションからのデータが一時バッファー内に残っている場合は、以前の内容の編集を再開します。残っていない場合は、NVRAMRC の内容を一時バッファーに読み込んで、それらの編集を開始します。

nvquit

一時バッファーの内容を、NVRAMRC に書き込まないで捨てます。 

nvrecover

NVRAMRC の内容が set-defaults の実行結果として失われている場合、それらの内容を回復し、次に nvedit の場合と同様にこのエディタを起動します。NVRAMRC の内容が失われたときから nvrecover が実行されるまでの間に nvedit を実行した場合は、nvrecover は失敗します。

nvstore

一時バッファーの内容を NVRAMRC にコピーします。一時バッファーの内容は捨てます。 

nvunalias alias

対応する別名を NVRAMRC から削除します。