DtkshSetReturnKeyControls は、フォーム・ウィジェット内にテキスト・ウィジェットを構成し、そのフォーム内ではリターン・キーを押してもデフォルト・ボタンが動作せず、フォーム内の次のテキスト・ウィジェットにフォーカスが移動するようにします。一連のテキスト・ウィジェットを含むウィンドウがあり、フォーカスが最後のテキスト・ウィジェットにある間はユーザがリターン・キーを押すまでデフォルト・ボタンが動作しないようにする場合などに便利です。
次に使用方法を示します。
DtkshSetReturnKeyControls textWidget nextTextWidget formWidget defaultButton
textWidget パラメータは、リターン・キーが押されるとフォーカスが (nextTextWidget パラメータで指定したように) 次のテキスト・ウィジェットに移動するようにウィジェットの構成を設定します。formWidget パラメータは、デフォルト・ボタンを含み、2 つのテキスト・ウィジェットの親となるフォームを指定します。defaultButton パラメータは、フォーム・ウィジェット内でデフォルト・ボタンとして扱われるコンポーネントを指定します。
次に例を示します。
DtkshSetReturnKeyControls $TEXT1 $TEXT2 $FORM $OK DtkshSetReturnKeyControls $TEXT2 $TEXT3 $FORM $OK