『共通デスクトップ環境 スタイル・ガイド』では、各メニュー・バーに [ヘルプ] メニューを含むことを推奨しています。[ヘルプ] メニューには、ユーザがアプリケーションでさまざまなオンライン・ヘルプにアクセスできるように多数のコマンドが入っています。
最も重要なコマンドは次のとおりです。
Introduction (概要)
アプリケーションのヘルプのホーム・トピックを表示し、ユーザがハイパーリンクを使用して必要な任意の情報へナビゲートできるようにします。
Using Help (ヘルプの使い方)
ヘルプの使い方を表示します。ユーザにヘルプ・システムの使い方を示す情報です。
Version (バージョン)
アプリケーションのバージョン情報と著作権情報を表示します。(<copyright> 要素で作成される) 著作権のトピックには、識別子 _copyright が付いています。
その他、特殊キーボードの使い方、アプリケーションの使い方、リファレンス、チュートリアルに関するヘルプを表示するコマンドがあります。『共通デスクトップ環境 スタイル・ガイド』のガイドラインや推奨事項の範囲で、使用する [ヘルプ] メニューが自分のアプリケーションに適応するように設計してください。
「ホーム・トピックを作成するには」では、設計者がヘルプ・ボリュームのホーム・トピックを作成する方法を説明しています。
「メタ情報セクションを作成するには」では、設計者が著作権トピックを作成する方法を説明しています。
第 12 章「「ヘルプの使い方」の作成」では、ヘルプの使い方の検索方法と、アプリケーションへの追加方法を説明しています。