ヘルプ・ボリュームがグラフィックを使用している場合、イメージ・ファイルは便利なように通常別のディレクトリに保存されます。しかし、volume.htg ファイルと同じ場所に保存するように選択することも可能です。
実行時のヘルプ・ファイルには実際のグラフィック・イメージは入っていません。そのかわり、各グラフィック・ファイルの位置への「参照」が入っています。ヘルプタグを実行すると、dthelptag コンパイラはグラフィック・ファイルの相対パス名をヘルプ・ボリュームに組み込みます。
ヘルプ・ファイルがインストールされると、グラフィック・ファイルは実行時のファイルが作成されたときと同じ相対位置に位置付けられます。そうでない場合、ヘルプ・ボリュームはグラフィック・ファイルを位置付けることはできません。たとえば、グラフィック・ファイルが volume.htg ファイルより 1 つ下のレベルにある graphics という名前のサブディレクトリにある場合、インストール・パッケージはその相対位置を確保しておかなければなりません。グラフィック・ファイルは volume.sdl ファイルより 1 つ下のレベルにある graphics という名前のサブディレクトリに位置付けられなければなりません。