共通デスクトップ環境 プログラマーズ・ガイド (ヘルプ・システム編)

<figure>

グラフィック・イメージを挿入します。

形式

<figure entity=entity [id=id [nonumber | number=n]
[left |center | right] [cappos=[capleft | capcenter | capright]]
[ghyperlink=id [glinktype=type] [gdescription=text ]]] >
caption string<¥figure> 
entity=name

挿入するグラフィック・イメージを含むファイルを識別するファイル・エンティティを指定します。

id=name

オプションで、図の相互参照に使用する ID 名を定義します。

nonumber

オプションで、「Figure」(日本語ロケールでは「図」) という語と図番号は自動的に生成されません。

number=n

オプションで、自動的に生成された図番号を無効にし、指定された番号を使用します。

leftcenterright

現在のページ幅の範囲内で、イメージの水平位置を揃えるよう指定します。

cappos=position

capleftcapcentercapright の値で、タイトルの水平位置を揃えるよう指定します。タイトルはオプションです。

ghyperlink="id"

オプションで、ハイパーリンクにしたい図のグラフィカルな部分を指定します。<link> 要素の hyperlink 属性と同じように使用します。指定した idによって位置を参照します。

glinktype=type

オプションで、ハイパーリンクの種類を指定します。デフォルトは Jump です。他には JumpNewViewDefinitionManExecuteAppDefined があります。このパラメータを使用するときは ghyperlink パラメータと id 値が必要です。<link> 要素の type 属性と同じように使用します。

gdescription="text"

オプションで、ハイパーリンクの記述を提供します。このパラメータを使用するときは ghyperlink パラメータと id 値が必要です。

<¥figure> 終了タグが必須です。

外部グラフィック・ファイルをヘルプ・トピックに統合するには、そのグラフィックのファイル名をエンティティ名に対応付けるようエンティティを宣言してください (<!entity entityname FILE "filename ">)。

関連項目