一般に、電子メール (email) の手順は、受信側のロケールに関する情報をあらかじめ知ってメッセージをそれに最適化する方法ではなく、正規ラベル付け形式です。つまり電子メールの世界では、受信側が異なるロケールにいるかもしれないことを常に想定しておくべきです。デスクトップの世界では、デフォルトの電子メール転送は SMTP (簡易メール転送プロトコル) です。SMTP は 7 ビット転送チャネルだけをサポートします。
この他に、電子メールの手順については次のような点があげられます。
送信側プログラムは、(ユーザが別の手順を指定しなければ) デフォルトで、本文の部分を送信側の転送チャネルの標準形式に変換し、使用される文字エンコーディングで本体の部分にラベル付けします。
受信側プログラムは文字エンコーディングをサポートできるかどうか知るために本文の部分を見ます。サポートできる場合はローカル文字セットに変換します。
さらに、メッセージには MIME 形式が使用されるため、8 ビットから 7 ビットへの変換は、組み込み MIME 転送エンコーディングを使用して実行されます (base64 または引用符付き表示可能形式)。RFC (Request for Comments) 1521 MIME 標準仕様を参照してください。