共通デスクトップ環境 プログラマーズ・ガイド (国際化対応編)

XIM 管理

XIM 管理関数を次に示します。

関数名 

説明 

XOpenIM()

入力メソッドへの接続を確立します。 

XCloseIM()

あらかじめ XOpenIM() への呼び出しで確立された入力メソッドへの接続を閉じます。

XGetIMValues()

属性リストの入力メソッドを照会します。現在、Xlib での唯一の標準引き数は XNQueryInputstyle です。

XDisplayOfIM()

入力メソッドに関連付けられたディスプレイを返します。 

XLocaleOfIM()

入力メソッドのロケールを識別する文字列を返します。標準的な文字列はありません。この呼び出しで返される値は処理系が定義します。 

XCreateIC()

入力コンテキストを作成します。入力コンテキストには、(もしあれば) 入力メソッドが必要とするデータと、そのデータを表示するのに必要な情報の両方が含まれます。 

XDestroyIC()

入力メソッドを破棄し、関連付けられていたメモリを解放します。 

XIMOfIC()

指定された入力コンテキストに、現在関連付けられている入力メソッドを返します。 

XSetICValues()

文字データの入力、プリエディット情報、またはステータス情報の表示をコントロールするために、0 個以上の値を入力コンテキストに渡します。すべての有効な入力コンテキスト値の引き数の表が、X11R5 の仕様書に記述されています。 

XGetICValues()

0 個以上の入力コンテキスト値を得るために入力コンテキストを照会します。すべての有効な入力コンテキスト値の引き数の表が、X11R5 の仕様に記述されています。