Text ウィジェットと TextField ウィジェットは、テキスト情報を表示します。そのためには、ウィジェットは、情報を表示するのに使う正しいフォントを選択できなければなりません。Text ウィジェットと TextField ウィジェットは、正しいフォントを見つけるために、次のように設定された検索パターンに従います。
ウィジェットは、フォント・リストでフォント・リスト要素タグ XmFONTLIST_DEFAULT_TAG を持つフォント・セットであるエントリを検索します。一致点が見つかった場合は、そのフォント・リスト・エントリを使用します。それ以上の検索は行われません。
一致点が見つからなければ、ウィジェットは、フォント・リストでフォント・セットを指定するエントリを検索します。ウィジェットは最初に見つかったフォント・セットを使用します。
フォント・セットが見つからない場合は、ウィジェットはフォント・リストの 1 番目のフォントを使用します。
フォント・セットを使用すると、ロケール内のどの文字に対してもグリフが確実に存在します。