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ファイル・マネージャ

ファイル・マネージャは、ユーザのファイル構造の表示と構成を担当するツールです。ファイル・マネージャにアイコンで表示されるオブジェクトの基本型は、ファイル、ディレクトリ (フォルダ)、実行可能ファイル、およびアクションです。この章では、これらのオブジェクトをドキュメント、フォルダ、およびアプリケーションと呼びます。ファイル・マネージャはアイコンを 2 つのサイズで表示します。これらは [表示オプションの設定] ダイアログ・ボックスの中で [大型アイコン] と [小型アイコン] と呼ばれます。[大型アイコン] のサイズは 32*32 で、[小型アイコン] のサイズは 16*16 です。

図 4-2 ファイル・マネージャで使用されるサイズ 32*32 と 16*16 のアイコン

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ドキュメント、フォルダ、およびアプリケーションは、3 種類の形状で表現されます。ドキュメントは、紙のように見える縦型の長方形です。フォルダはファイル・フォルダのように見える、タブが付いた横型の長方形です。アプリケーションは任意の形状を取ることができ、アイコン・スクエア全体を使用します。ファイル・マネージャの中のすべてのオブジェクトは、ユーザに操作が可能であること、つまりドラッグ&ドロップが可能であることを示さなければなりません。