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トレースのコントロール

libtt トレースのコントロール

libtt トレースの動作をコントロールする方法の 1 つは、環境変数 $TT_TRACE_SCRIPT を設定することです。


注 -

libtt のトレースは、変数の値が正確ではない場合や一貫性がない場合は異常終了します。


クライアント側トレースのコントロール

tt_trace_control 呼び出しは、内部フラグを設定または消去して、すべてのクライアント側トレースをコントロールします。この呼び出しを使用して、コード内の問題の領域をトレースします。この呼び出しの形式は次のとおりです。

int tt_trace_control(int option)

オプションの値として 0 を指定するとトレースをオフにし、1 を指定するとトレースをオンにします。-1 を指定すると、トレースのオンとオフを切り替えます。トレースがオンの場合は、トレースの範囲を TT_TRACE_SCRIPT 変数かトレースファイルでコントロールします。この呼び出しは、トレース・フラグの以前の設定を返します。