Solaris 共通デスクトップ環境 Motif への移行

入力

OpenWindows の「分類機構」はファイルの特性、つまり属性を識別します。分類機構により、特定のファイルタイプの印刷方法、アイコン、「オープン」コマンドなどの属性を指定します。分類機構は、次の 2 つの部分で構成されています。

Solaris CDE の「データ入力」「アクション」は、分類機構に似ています。データ入力メカニズムは、2 つのテーブル (DATA_ATTRIBUTES と DATA_CRITERIA) で構成されています。この 2 つのテーブルで、特定のファイルタイプのアイコン、アクション、コマンドなどの属性を指定します。DATA_CRITERIA は、分類機構のファイル名空間に相当します。DATA_ATTRIBUTES は、分類機構のタイプ名空間に相当します。DATA_ATTRIBUTES テーブル内のアクションフィールドは、分類機構の以前の印刷方式と開く方式に相当します。Solaris CDE 開発環境では、このフィールドは ACTION という別のテーブルの参照として機能し、従来の分類機構方式から大幅に拡張されています。

データ入力とアクションの詳細は、『共通デスクトップ環境 プログラマ概要』と『Solaris 共通デスクトップ環境 プログラマーズ・ガイド』を参照してください。