Solaris Java Plug-in ユーザーズガイド

第 3 章 Java Plug-in の設定

この章では、次の内容について説明します。

Java Plug-in コントロールパネルの起動

Java Plug-in コントロールパネルを起動するには、次のどれかを実行します。

Java Plug-in のコントロールパネル

Java Plug-in を設定する場合は、Java Plug-in コントロールパネルを使用します。

Java Plug-in コントロールパネルは、次の要素で構成されています。


注 -

コントロールパネルで変更を行なった場合は、Netscape Navigator を再起動し、変更内容を有効にする必要があります。


[基本 (Basic)] タブ

[基本 (Basic)] タブを使用して、Java Plug-in の基本的な動作を制御します。また、このタブには、次のようなオプションが組み込まれています。

[詳細 (Advanced)] タブ

[詳細 (Advanced)] タブを使って、Java Plug-in が使用する Java Runtime Environment (JRE) の設定を行います。コントロールパネルでは、マシンにインストールされた JDK と JRE のすべてのバージョンが自動的に検索され、ドロップダウンリストボックス内に表示されます。


注 -

Sun は、Java Plug-in 1.2 とともに JRE の 1.2.1_03 より前のバージョンを使用する場合、動作をサポートしません。


デフォルト以外の JRE を使用する場合は、環境変数を使用して JRE パスを指定する必要があります。

[プロキシ (Proxies)] タブ

プロキシの設定は、安全なコンピューティング環境を設定する上で、重要な作業です。プロキシサーバは、イントラネットユーザのインターネットへのアクセスは許可しながら、不当な侵入者のイントラネットへのアクセスを防御する、セキュリティバリアとして機能します。[プロキシ (Proxies)] タブを使用すると、プロキシサーバを経由した通信を行う場合に、Java Plug-in が使用するアドレスおよびポート番号を制御できます。

[プロキシ (Proxies)] タブからは、次のプロキシ設定が行えます。

[証明書 (Certificates)] タブ

[証明書 (Certificates)] タブは、Java Plug-in が信頼する Netscape オブジェクト署名証明書をリスト表示します。Java Plug-in では、identity.obj ファイルから、標準 JDK 鍵および証明書の管理リソースを使用します。このファイルは、javakey ユーティリティにより制御できます。