Solaris WBEM Services の管理

アプリケーション管理モデル

CIM アプリケーション管理モデルは、ソフトウェア製品とアプリケーションの管理に通常必要な情報を詳細に記述した情報モデルです。このモデルは、スタンドアロンのデスクトップアプリケーションから、高性能、マルチプラットフォーム、分散型、インターネットベースのアプリケーションなど、多様なアプリケーション構造に使用できます。このモデルは、単一のソフトウェア製品を記述するのにも、ビジネスシステムを形成している相互に依存した複数のアプリケーションを記述するのにも使用できます。

このアプリケーションモデルの主要な特性の 1 つに、アプリケーションのライフサイクルという考えがあります。アプリケーションは、配付可能、インストール可能、実行可能、実行中のいずれかの状態にあります。各種のオブジェクトの解釈と特性は、アプリケーションをある状態から別の状態に変換するために使用される機構と多くの場合関連づけられて、アプリケーションを記述しています。