この例では、上の作業を使用して Solaris パーティションが作成され、ブート情報がインストールされているものと想定します。
# metainit -f d10 1 1 c0t0d0s0 d10:Concat/Stripe is setup # metainit d20 1 1 c1t0d0s0 d20: Concat/Stripe is setup # metainit d0 -m d10 d10: Mirror is setup # metaroot d0 # lockfs -fa # reboot ... # metattach d0 d20 d0: Submirror d20 is attached # ls -l /dev/rdsk/c1t0d0s0 lrwxrwxrwx 1 root root 55 Mar 5 12:54 /dev/rdsk/c1t0d0s0 -> ../. devices/eisa/eha@1000,0/cmdk@1,0:a |
-f オプションによって、マウントされたファイルシステムルート (/) を /dev/dsk/c0t0d0s0 にもつ、最初の連結 d10 が作成されます。2 番目の連結 d20 は、/dev/dsk/c1t0d0s0 から作成されます (このスライスのサイズは、d10 のサイズ以上でなければなりません)。-m オプションを付けた metainit コマンドは、ルート (/) を含む連結を使用して 1 面ミラー d0 を作成します。次に、メタデバイス上のルートファイルシステム (/) でシステムをブートできるよう、metaroot コマンドは /etc/vfstab と /etc/system のファイルを編集します。リブートの後、サブミラー d20 がミラーに接続され、ミラーの再同期が行われます (システムは、連結とミラーが設定されていること、およびサブミラー d20 が接続されていることを確認します)。システムを代替ルートデバイスからブートする必要がある場合、ルート raw デバイス上で ls -l コマンドを実行して、代替ルートデバイスへのパスを調べます。