Solstice DiskSuite 4.2.1 ユーザーズガイド

ディスクセット内で状態データベースの複製のサイズを変更する方法 (コマンド行)

ディスクセット内で状態データベースの複製のサイズを変更したい場合、基本的な手順としては、2 つのディスクをディスクセットに追加し、新しいディスクの状態データベースの複製の 1 つを削除し、さらに他のディスクをディスクセットから削除します。その後、ディスクセットに追加したい他のディスクと一緒に、削除されたディスクをディスクセットに追加して戻します。状態データベースの複製は、新しいサイズに合わせて自分自身を自動的にサイズ変更します。

例 - ディスクセット内で状態データベースの複製のサイズを変更


# metadb -s rimtic -d c1t0d0s7
# metadb -s rimtic -a -l 2068 c1t0d0s7
# metaset -s rimtic -d c1t1d0
# metaset -s rimtic -a c1t1d0
# metadb -s rimtic

この例では、ディスクセット rimtic に 2 つのディスクがすでに追加されており、複製が追加されるディスクの残りの部分にはデータが存在しないものと想定します。状態データベースの複製の新しいサイズは、-l 2068 オプションで指定されるように、2068 ブロックとなります。metadb コマンドは、状態データベースの複製の新しいサイズを確認します。