この例では、ルート (/) ミラーに 2 番目のサブミラーとして接続されているスライス上で ls -l コマンドを使用することによって、代替ブートデバイスへのパスを調べます。
# ls -l /dev/rdsk/c1t3d0s0 lrwxrwxrwx 1 root root 55 Mar 5 12:54 /dev/rdsk/c1t3d0s0 -> ../. ./devices/sbus@1,f8000000/esp@1,200000/sd@3,0:a |
ここでは、/devices ディレクトリに続く文字列を記録します。 /sbus@1,f8000000/esp@1,200000/sd@3,0:a
一部の新しい Sun ハードウェアでは、/devices ディレクトリ名を sd@ から disk@ に変更する必要があります。
OpenBoot PROM 付きのシステムを使用している DiskSuite ユーザーは、OpenBoot の nvalias コマンドを使用して、二次ルートミラー用の「バックアップルート」デバイス別名を定義できます。たとえば、
ok nvalias backup_root /sbus@1,f8000000/esp@1,200000/sd@3,0:a |
一次ルートディスクに障害が発生した場合、次のように入力します。
ok boot backup_root |