DiskSuite は、SPARCstorage Array ディスクに対して、他のディスクと同じようにアクセスしますが、重要な例外が 1 つあります。つまり、非 SPARCstorage Array ディスクの場合とはディスク名が異なります。
SPARCstorage Array 100 ディスクの命名規則を次に示します。
c[0-n]t[0-5]d[0-4]s[0-7]
この名前では、
c は、SSA ユニットに接続されたコントローラを示す
t は、SSA 内部の 6 つの SCSI 列の 1 つを示す
d は、内部 SCSI 列上の 5 つのディスクの 1 つを示す
s は、ディスクのスライス番号を示す
t0 と t1 はトレイ 1 に含まれ、t2 と t3 はトレイ 2 に含まれ、t4 と t5 はトレイ 3 に含まれる
SPARCstorage Array 200 ディスクの命名規則を次に示します。
c[0-n]t[0-5]d[0-6]s[0-7]
この名前では、
c は、SSA ユニットに接続されたコントローラを示す
t は、SSA ユニット内部の 6 つのターゲット (トレイ) の 1 つを示す
d は、内部 SCSI 列上の 7 つのディスクの 1 つを示す
s は、ディスクスライス番号を示す
古いトレイでは 6 つまでのディスクを保持し、新しいトレイでは 7 つまで保持できます。
SSA100 と SSA200 との主な違いは、SSA100 では 1 つのトレイに 2 つのターゲットが配置されていますが、SSA200 ではターゲットごとに別のトレイが割り当てられているという点です。