特記事項: Sun Enterprise 250 サーバー

UNIX 論理デバイス名からドライブスロット番号を求める手順

ここでは、既知の UNIX 論理デバイス名 (c0t11d0s0 など) からドライブスロット番号 (0 〜 5) を求める手順を説明します。

この例では、既知の UNIX 論理デバイス名を c0t11d0s0 とします。

  1. UNIX 論理デバイス名から UNIX 物理デバイス名を求めます。

    ls -l コマンドを使用して、/dev/dsk ディレクトリにある論理デバイス名へのリンクを表示します。


    % ls -l /dev/dsk/c0t11d0s0
    lrwxrwxrwx   1 root     root         41 Nov 24 10:41 /dev/dsk/ c0t11d0s0 -> ../../devices/pci@1f,4000/scsi@3/sd@b,0:a

    この結果出力は、指定された論理デバイス名に対応する UNIX 物理デバイス名を示します。この例では、対応する物理デバイス名は /pci@1f,4000/scsi@3/sd@b です。

  2. prtconf コマンドを使用してドライブスロット番号を求めます。

    手順 1 で求めた物理デバイス名の sd@ という文字列を disk@ に置き換えてください。この例では、結果は /pci@1f,4000/scsi@3/disk@b になります。

    grep コマンドを使用して、prtconf コマンドの出力からこの名前を探します。


    % prtconf -vp | grep /pci@1f,4000/scsi@3/disk@b
            disk4:  '/pci@1f,4000/scsi@3/disk@b,0'
                disk-slot4:  '/pci@1f,4000/scsi@3/disk@b'

    この結果出力は、対応するドライブスロット番号を示します。この例では、ドライブスロット番号は 4 です。

    出力にスロット番号がない場合は、デバイスは取り外し可能媒体デバイス (CD-ROM またはテープドライブ) か外部のデバイスです。