特記事項: Sun Ultra 450、Sun Enterprise 450

障害の発生したディスクドライブの特定

ディスクエラーの発生は、さまざまな方法によって報告されます。一般的には、障害が発生しているか、障害が発生したディスクに関するメッセージはシステムコンソールで確認します。この情報は、/usr/adm/messages ファイルにも記録されます。一般的にこれらのエラーメッセージは、ディスクの物理デバイス名 (/devices/pci@6,4000/scsi@4,1/sd@3,0 など) と UNIX のデバイスインスタンス名 (sd14 など) によって、障害の発生したディスクドライブを示します。場合によっては、論理デバイス名 (c2t3d0 など) が使用されることもあります。また、ドライブのスロット番号 (0 〜 19) を報告したり、ディスクドライブに対応する LED を点灯させたりするアプリケーションもあります (図 3-2 を参照)。

図 3-2 ドライブのスロット番号と LED の位置

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ディスクのホットプラグ作業を行うには、障害の発生したディスクのスロット番号 (0 〜 5) と、ディスクの論理デバイス名 (c2t3d0 など) を特定する必要があります。ドライブスロット番号が特定されている場合は、論理デバイス名を調べることができます。また、その逆も可能です。また、物理デバイス名 (/devices/pci@6,4000/scsi@4,1/sd@3,0 など) からドライブスロット番号と論理デバイス名の両方を調べることもできます。

ある形式のディスク識別名から別の形式の識別名を求める方法については、第 4 章「論理デバイス名と物理デバイス名の対応」を参照してください。ドライブスロット番号と論理デバイス名を特定したら、次の手順に進むことができます。