SunVTS 4.0 ユーザーマニュアル

SunVTS カーネル (vtsk) を起動する

vtsk コマンドは、SunVTS カーネルを起動します。コマンド行オプション (表 3-3 を参照) を使用して、このコマンドの動作を制御することができます。

vtsk のコマンド行構文とオプションは、以下のとおりです。

表 3-3 vtsk のコマンド行構文とオプション

/opt/SUNWvts/bin/vtsk [-epqsv] [-o オプションファイル名] [-f ログファイルディレクトリ名]

引数 

説明 

-e

接続用アクセス権の確認機能を無効にします。 

-f ログファイルのディレクトリ名*

デフォルトの /var/opt/SUNWvts/logs 以外の代替ログファイルディレクトリ名を指定します。

-o オプションファイル名

オプションファイルから読み取ったテストオプションを使用して、SunVTS カーネルを起動します。指定したオプションファイルは、ユーザーインタフェースによって /var/opt/SUNWvts/options ディレクトリに保存されます。

-p

SunVTS カーネルを起動します。ただし、テストシステムのデバイスの状態は調査しません。 

-q

テストが終了したときに SunVTS カーネルとユーザーインタフェースの両方を自動的に終了します。 

-s

選択したグループのテストを自動的に開始します。このフラグを指定するときは、-o オプションファイル名 フラグを指定する必要があります。

-v

SunVTS カーネルからの SunVTS のバージョン情報のみを表示します。vtsk オプションは、vtsk デーモンを起動しません。