Sun フレームバッファー使用の手引き

画像表示形式のリスト

Creator アクセラレータによって、X11 の画面の画像表示形式リスト上の 11 種類の表示形式が使用可能となります。画像表示形式は、XGetVisualInfo(3) または XMatchVisualInfo(3) を使用して照会することができます。また、表示形式のリニア性 (線形性) については、XSolarisGetVisualGamma(3) によって照会することができます。

以下に使用可能な 11 種類の表示形式を示します。


注 -

上記の画像表示形式において、特にリニア画像に設定されていない場合は、ガンマ補正されていない非リニア画像となります。また 8 ビットの画像は、特にオーバーレイに指定されていない場合には、Creator アクセラレータのアンダーレイのプレーングループとなります。24 ビットの画像は、常にアンダーレイとなります。


表 6-1 に、Creator アクセラレータの画像の、フレームバッファー内のピクセル記憶装置(プレーングループ)に対する関連を示します。X、B、G、R は、ピクセルのデータが格納される 4 種類の 8 ビットチャネルを示します。図では、拡張オーバーレイが無効になっている Creator シリーズ 1、2、3 用のピクセル領域を示しています。

B、G、R チャネルは、8 ビットのピクセルデータ(赤のチャネルだけ)と、24 ビットのピクセルデータ(3 種類のチャネルを使用)のどちらも格納することができます。R チャネルは、7 種類の異なる画像 (8R 画像)をウィンドウに格納します。BGR チャネルは、ウィンドウに 3 種類の異なる画像(24 ビットの画像)を格納します。X チャネルは、8X の疑似カラーの 1 種類だけを格納します。

図 5-1 Creator アクセラレータの 11 種類の画像表示形式

Graphic

アンダーレイ画像のカラーマップのサイズは 256 です。Creator シリーズ 1 および 2 では オーバーレイ画像のカラーマップのサイズは 256 - maxwids です。 Creator シリーズ 3 は、256 色フルカラーオーバーレイを使用するか、256 - maxwids 色のシリーズ 1 または 2 との互換モードで動作するように設定できます。