PCI と SBus の機能比較

対応している PCI-PCI ブリッジ装置

表 1-7 サンのホスト/PCI ブリッジの特徴

機能 

バス A 

バス B 

データ転送幅 

64 ビット 

64 ビット 

クロック周波数 

33/66 MHz 

33 MHz 

バーストの大きさ 

64 バイト 

64 バイト 

読み取りバッファーの数 

DMA 用に 64 バイトが 1 つ 

DMA 用に 64 バイトが 1 つ 

書き込みバッファーの数 

DMA 用に 64 バイトが 2 つ 

PIO 用に 64 バイトが 1 つ 

DMA 用に 64 バイトが 2 つ 

PIO 用に 64 バイトが 1 つ 

二重アドレスサイクル 

DMA のみ省略 

DMA のみ省略 

高速背面間接続装置 

ターゲットモードのみ 

ターゲットモードのみ 

バイトスワッピング 

DMA についてはあり 

DMA についてはあり 

割り込み応答時間 

IDU 内部で 6 サイクル 

IDU 内部で 6 サイクル 

キャッシュラインの大きさ 

64 バイト 

64 バイト 

キャッシュラインの数 

16 

16 

キャッシュラインでの切断 

ターゲットモード (DMA) のみ 

ターゲットモード (DMA) のみ 

設定機構 (PCI 2.1 仕様の 3.7.4 節) 

設定機構 #2 

設定機構 #2 

設定空間 

物理アドレスの 1FE.0101.0000 から始まる 256 バイト 

物理アドレスの 1FE.0100.0000 から始まる 256 バイト 

入出力空間 

物理アドレスの 1FE.0200.0000 から始まる 8 K 

物理アドレスの 1FE.0201.0000 から始まる 8 K 

記憶空間 

物理アドレスの 1FF.0000.0000 から始まる 2 G 

物理アドレスの 1FF.8000.0000 から始まる 2 G 

設定サイクル 

マスターモードのみ 

マスターモードのみ 

特殊サイクル 

マスターモードのみ 

マスターモードのみ 

任意のバイトの使用 

一貫性 DMA のみ 

一貫性 DMA のみ 

同列間 DMA 

単一セグメントにおいて 

単一セグメントにおいて 

割り込み 

PCI 装置は 4 つの割り込みを共用します。 

PCI 装置は 4 つの割り込みを共用します。 

IOMMU ページの大きさ 

8 K および 64 K。STC では 8 K のページサイズのみが使用されます。 

8 K および 64 K。STC では 8 K のページサイズのみが使用されます。 

DVMA アドレス指定空間 (pci nexus ドライバによって設定) 

Solaris 2.5.1 では 64 MB。以降のリリースでは変更される可能性があります。 

Solaris 2.5.1 では 64 MB。以降のリリースでは変更される可能性があります。 

PIO 読み取りの大きさ 

メモリーサイクルでは 1、2、4、8、16、64 バイト。入出力サイクルまたは設定サイクルでは 1、2、4 バイト。 

メモリーサイクルでは 1、2、4、8、16、64 バイト。入出力サイクルまたは設定サイクルでは 1、2、4 バイト。 

PIO 書き込みの大きさ 

メモリーサイクルでは任意の 0-16 バイトと境界割り当てされた 64 バイト。入出力サイクルまたは設定サイクルでは任意の 0-4 バイト。 

メモリーサイクルでは任意の 0-16 バイトと境界割り当てされた 64 バイト。入出力サイクルまたは設定サイクルでは任意の 0-4 バイト。 

キャッシュラインの折り返しアドレス指定モード 

サポートなし 

サポートなし 

ローカル (PCI 上) キャッシュ 

サポートなし 

サポートなし 

主記憶への排他的アクセス 

LOCK# 信号の接続なし 

LOCK# 信号の接続なし 

アドレス/データステップ 

サポートなし 

サポートなし 

DOS 互換穴 

サポートなし 

サポートなし 

外部アービタ 

サポートなし 

サポートなし 

消去法的デコード 

サポートなし 

サポートなし