Solaris 8 ユーザーズガイド (追補)

第 1 章 新規機能の概要

この章では、Solaris 8 6/00 リリースでオペレーティング環境に追加された新しい機能について説明します。

表 1-1 Solaris 8 の新規機能

説明 

サポート開始リリース番号 

リムーバブルメディア 

リムーバブルメディア・マネージャは、リムーバブルデバイスへのアクセスを 1 つのウィンドウで集中管理します。ユーザーはリムーバブルメディア (着脱式媒体) のフォーマット、属性の照会、ディレクトリ構造の表示、および該当する場合はスライスの管理を行うことができます。 

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ウィンドウ管理 

グラフィカル・ワークスペース・マネージャはすべてのワークスペースをグラフィカルに表現するものであり、ボタンを押すことによりワークスペース間を移動したり、アプリケーションをワークスペース間でドラッグ & ドロップしたりすることができます。 

6/00 

ウィンドウリストは、現在動作しているすべての GUI アプリケーションのリストを表示します。これによって、ユーザーはマウスボタンをクリックするだけで、あらゆる GUI アプリケーションを (他のワークスペースにあるものでも) 見つけることができます。また、選択したアプリケーションのグループに対してまとめてウィンドウアクションを実行することも可能です。 

6/00 

Energy Star 標準 

X11R6.4 で標準となっている Display Power Management Signaling (DPMS) に、 Frame Buffer Power Management (FBPM) が拡張されました。この拡張は米国政府の Energy Star プログラム要件を満たすために追加され、Energy Star 準拠のハードウェアにのみ適用されるものです。 

6/00 

アーリーアクセス 

このリリースでは、アーリーアクセス (EA) ディレクトリにアーリーアクセスソフトウェアが含まれています。詳細は、Solaris 8 リリースの SOFTWARE 2 of 2 CD に含まれる各アーリーアクセスソフトウェアの README を参照してください。

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