システムインタフェース

インタフェース関数

このマニュアルで説明する SunOS 5.0 から 5.8 の関数は、カーネルとアプリケーションプログラムから提供されるサービス間のインタフェースです。Solaris 8 Reference Manual Collection の 『man pages section 2: System Calls』、『man pages section 3: Basic Library Functions』、『man pages section 3: Curses Library Functions』、『man pages section 3: Extended Library Functions』、『man pages section 3: Library Interfaces and Headers』、『man pages section 3: Networking Library Functions』、および『man pages section 3: Threads and Realtime Library Functions』に掲載されている関数は、SunOS 5.0 から 5.8 のオペレーティングシステムとのアプリケーションのインタフェースです。これらの関数により、アプリケーションでファイルシステム、プロセス間通信のプリミティブ、マルチタスク機構などの機能を使用できます。このマニュアルは、API の重要部分を説明するマニュアルセットの中の 1 つです。その他に、このセットには『STREAMS Programming Guide』、『マルチスレッドのプログラミング』、『ネットワークインタフェース』などのマニュアルが含まれています。

Solaris 8 Reference Manual Collection の 『man pages section 2: System Calls』と 『man pages section 3』 に掲載されているライブラリルーチンを使用すると、プログラム作成時はその実装の詳細を意識する必要がなくなります。たとえば、標準 C ライブラリ内の fread 関数は read をベースに実装されています。

C プログラムは、プログラムのコンパイル時に呼び出す関数に自動的にリンクされます。この手順は、他の言語で作成されたプログラムで異なることがあります。詳細は、『リンカーとライブラリ』を参照してください。